東京駅の目の前にあるサピアタワーアイクリニック東京で夫婦でICL手術を受けてきました。
ICL手術で私は視力が0.08から1.5に、妻は0.06から2.0に上がりました!
執刀医はエキスパートインストラクターである北澤世志博先生です。北澤先生はICLの症例数が国内トップクラスで白内障や緑内障の症例数も多いです。北澤先生の経歴と実績はこちらで確認できます。
来院してから帰宅するまでトータルで2時間ちょっとかかりました。私は平日だったので早かったですが、妻は日曜に行ったので3時間ほどかかったそうです。
同意書と目薬の回収、残金の支払い
来院して診察券を提示すると、同意書を提出するように言われます。ついでに2回目の検査時にもらった目薬もここで回収されます。
手術費用の残金の支払いがまだの人はここで支払うように言われますので、クレジットカードか現金を用意しておきましょう。支払いのあとにもらえる領収書は医療費控除に使えるので大切に忘れずに保管しましょう!
クリニック内にはすでに6名ほど先客がいました。私は13:30からの予約だったのですが、13:00からの予約の患者さんがすでに待っていたようです。
術前と術前の説明
術前から術後までの流れと注意点についてスタッフさんから説明があります。
内容は
- 術前と術後の目薬の指し方
- 術後の過ごし方
- 翌日検診
についてでした。
手術までの待ち時間
来院してから手術までは10分おきに瞳孔を開く目薬を点眼し続けるように言われます。
10分ごとに自分で測って点眼しなければならないので腕時計があると便利です。手術まで待ち時間が1時間から1時間半程度あるのでかなり暇です。スマホも薬が効いてくると段々見えにくくなってきます。
待っている間は面接試験を待っている受験生のような気分で嫌な緊張感がありました。
手術
来院から約80分後に名前を呼ばれて個室に通されます。そこでガウンを着て帽子をかぶります。
ガウンに着替えたらイスでリラックスするように言われます。その後、麻酔用の目薬を指してもらいます。さらに、数分待つと手術室からICL手術が終わったばかりの患者さんが出てきます。入れ替わりで私が手術室に入るように言われます。
事前に聞いていましたが手術室は少しひんやりしています。中にヒートテックを着て行って正解でした。
部屋に入るとリクライニングチェアーに案内されます。座るとすぐに北澤先生から挨拶がありました。メガネを掛けていなかったのでどの人が北澤先生かよくわかりませんでしたが、YouTubeで聞いたことのある声だったので安心しました。
手術の流れは以下のようになります。
- 目の周りの消毒
- 眼球を開いたまま固定
- 角膜の切開
- レンズの挿入と固定
1. 目の周りの消毒
実はこれが最大の難関かもしれません。消毒液がめちゃくちゃしみて「ぎゃー」ってなります!
2. 眼球を開いたまま固定
眼球を開いたままにするために、目の上下をテープで留めてから眼球を固定する器具をはめられます。ただ、自分からはどんな器具を使っているのかは全くわかりません。目を開けたままで辛いのかなと思ってましたが、それほどでもなかったです。
時折、乾燥対策のためなのか洗浄液のようなものをブシャーっとかけられます。
その後、照明を当てられていよいよ手術開始です!照明は眩しいと聞いていたのですが、間接照明レベルの明かりだったのでそこまで眩しくなかったです。
3. 角膜の切開
レンズを入れるために角膜を3mmほど切開します。麻酔が効いているので全く痛みはありませんでした。実際どんな手術をしているのか自分ではわからないため恐怖心はほとんどありませんでした。切開は数十秒ぐらいで終わったと思います。
4. レンズの挿入と固定
切開した角膜からレンズを折りたたんだ状態で挿入します。レンズの挿入が完了すると眼内でレンズが自動で広がっていきます。
その後、正しい位置にレンズを固定します。このレンズを固定する際に目をぐっと押されるので「ぐおっ」となって、少し体がこわばりました。ここで北澤先生が「ここ重要ですよー、がんばって耐えてださいねー」と声掛けをしてくれたのでがんばって耐えられました!
これで右目の手術は終了です。正確な時間はわかりませんが、おそらく片目3~4分程度しかかかってなかったはずです。
要所要所で北澤先生が声掛けしてくれるので、術中も安心してお任せすることができました。
術中の声掛けは超大事!
両目のレンズの固定がが終わると、眼球を固定していたテープを雑に剥がされて手術が終了します。ゆっくり目を開けるとメガネをかけていないのに視界が結構見えるようになってて少し驚きました。
術後の待ち時間
術後は30分程度休憩します。この間に5分おきに3種類の目薬をさすように言われます。
このときはまだ消毒液の痛みが残っている状態です。また、瞳孔を広げる目薬の効果も残っているのでまだハッキリとは見えていませんが、視力0.7ぐらいは見えていたと思います。
術後の検査と医師の診察
このあとお決まりの検査を受けた後、眼科医の先生に診察をしてもらいます。問題なければ翌日検診の予約時間を確認してこの日は終了です。あとは保護メガネをかけて帰宅するだけです。
翌日検診はサピアタワーではなくトラストタワーなので注意しましょう。
まとめ
ICL手術は本当に一瞬で終わって、痛みもありませんでした。ただ、消毒液がかなりしみるので、それが結構痛いです。
不満があるとすれば待ち時間が長すぎなことぐらいです。途中からスマホの文字も見えなくなってくるので退屈です。
1回目のICL適応検査から手術するまでの期間はちょうど2ヶ月でした。妻は私より少し後に検査したのですが、1週間ほど早く手術してもらってました。
視力は術前で両目0.08から術後の翌日検診で両目1.5までアップしました。希望があればもう少し控え目の視力にして目の負担を和らげることもできたのですが、遠くまで見えることを重視しました。
ちなみに妻は両目0.06から翌日検診で右目2.0・左目1.5、1週間後検診で両目2.0になってました。
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