Google検索やYahoo!検索で使える検索演算子を8個まとめています(一部Yahoo!では使えない演算子があります)。
検索演算子を使いこなせば、目的のWebページを素早くピンポイントで探せるようになります。
複数のキーワードで同時に検索する
複数のキーワードを同時に指定して、どちらか一方にマッチする検索結果を得たいときは、OR検索を使います。
使い方:「キーワードA OR キーワードB」
例1:呼称の違いに対応
「ガラケー OR フィーチャーフォン」
例2:複数の候補を同時に検索
「東京 OR 神奈川 OR 千葉」
「OR」の部分は「|」でも代用できます。
例えば、東京または神奈川の物件を検索したいときには、「物件 東京 | 神奈川」とします。
検索結果から特定キーワードを除外する
あるキーワードの検索結果から、特定のキーワードにマッチする結果を除外するには、マイナス検索を使います。
使い方:「キーワードA -除外したいキーワードB」
例:「スマホ」の検索結果から「ソフトバンク」を含むものを除外
「スマホ -ソフトバンク」
応用例:OR検索との組み合わせ
「スマホ -ソフトバンク OR au」
「スマホ」の検索結果から「ソフトバンク」と「au」にマッチするものを除外しています。
フレーズを検索する
複数の単語でワンセットになっている語句を検索するときは、フレーズ検索を使います。完全一致検索と呼ぶこともあります。
本やDVDのタイトル、偉人の言葉などから検索したいときに便利です。
使い方:「”キーワードA キーワードB”」
例1:英語の慣用表現や歌詞
「”you are the one”」
例2:偉人の言葉
「”失敗は成功のもとである”」
あいまいな語句を検索する
人名や建物などの、名称の記憶があいまいなときにはワイルドカード(*)を使います。単純に長いキーワードを入力するのが面倒なときにも使えます。
例:難しい漢字
「草*剛」
例2:あいまい検索
「国土交通省 *庁」
応用例:マイナス検索との組み合わせ
「東京*大学 -東京大学」
東京で始まって大学で終わる語句から「東京大学」を除外します。東京経済大学や東京女子大学が上位に表示されます。
応用例2:フレース検索との組み合わせ
「”絶対*マインド*”」
『絶対達成マインドのつくり方』という書籍を検索したいのに、正式名称が飛び飛びでしかわからないときの検索方法です。ワイルドカード(*)は1度に2個以上使えます。
定義を検索する
キーワードの定義を知りたいときにはdefine演算子を使います。この機能はYahoo!検索では使えません。
使い方:「define:キーワード」
例:定義を検索
「define:マーケティング」
define演算子を使った検索結果の大半は、Wikipediaの内容が表示されます。
ファイル形式を指定して検索する
PDFなど、検索したいファイル形式がすでに決まっているときは、filetype演算子を使いいます。
使い方:「filetype:ファイル形式」
例:Excelファイルのみを抽出
「統計 filetype:xls」
「統計」というキーワードの検索結果から、ファイル形式がxls(MS Excel)のものを抽出しています。
filetypeにはxlsの他にpdf(Adobe PDF)、doc(MS Word)、swf(Flash)などのファイル形式を指定できます。
特定のURLの内部を検索する
特定のドメインやページを検索するときは、site演算子を使います。
使い方:「site:URL」
例:特定のサイトのページ内から検索
「evernote site:webtopi.net」
「http://www.」は省略できます。サイト内検索がないページで重宝します。
応用例:OR検索との組み合わせ
「作業用bgm site:youtube.com OR site:nicovideo.jp」
上記の例はYouTubeとニコニコ動画から「作業用BGM」を検索しています。
ただし、「site:nicovideo.jp」で検索すると、「live.nicovideo.jp」(ニコ生)や「dic.nicovideo.jp」(大百科)まで検索されてしまいます。ニコニコ動画のみを検索したい場合は「www.」をつけて、「site:www.nicovideo.jp」とします。
数値の範囲を指定して検索する
使い方:「数値A..数値B」
例:3000~5000円のメモリを検索
「メモリ 3000..5000 円」
範囲指定する数値は、最大値や最小値のどちらか一方のみでもOKです。例えば「流行語大賞 2010..」とすると、2010年から現在までの流行語大賞を検索できます。
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