乗り遅れた人のためのEvernote講座:第1回 Evernoteって何ができるの?

この連載では、はじめてEvernoteを使う人や、インストールしただけで放置状態の人のために、効率的な使い方やテクニックを解説します。すでにEvernoteを使い込んでいる人にも、知識の確認ができたり、新しい発見があるでしょう。

第1回は「Evernoteは何がすごいのか」を解説しています。Evernoteの歴史、特徴、主な用途をまとめています。

2012-06-20_16h38_44

Evernoteって何?

テキスト、画像、音声などのデジタルデータを記録できるノートです。これらのデータを高度な検索機能ですぐに取り出し、閲覧・参照することができます。

沿革

  • 2010年3月3日に日本語サービス開始
  • 2011年末に全世界のユーザー数2000万達成
  • 2012年5月時点でユーザー数3000万達成

2010年の日本語化をきっかけに、国内ユーザー数が爆発的に増え始めました。今では、アメリカに次ぐ第2位(世界シェア18%)のユーザー数を誇ります。

特徴

Evernote for Windows
2012-07-29_20h47_04

多くのデバイスに対応

PC(Windows、Mac)はもちろん、スマートフォン、タブレットなどに無料の専用アプリが提供されています。

対応デバイス情報の確認とWindows版のインストールはあらゆることを記録する。 | Evernoteからできます。

さまざまなのファイル形式に対応

無料版Evernoteの対応ファイルは以下のとおりです。

  • テキストファイル(.txt)
  • 画像ファイル(.jpg、.png、.gif)
  • 音声ファイル(.mp3、.wav、amr)
  • PDFファイル(.pdf)

追記:無料版もすべてのファイル形式に対応しました。詳細はEvernote が無料版アカウントのファイル種類制限を解除 | Evernote日本語版ブログを参照してください。

有料版は全てのファイル形式対応しています。無料版と有料版の比較はあなたの世界をより素晴らしく | Evernoteで確認できます。

Web上にデータを保管して同期

ブラウザ上のEvernote
2012-07-29_21h05_48

PCやスマホからEvernoteに記録したデータは、Evernoteのサーバーと定期的に同期されます。この機能によってオンラインストレージのような使い方も可能です。専用アプリがなくてもWebブラウザとネット環境さえあれば、いつでもアクセスしてデータを参照することもできます。

高度な検索機能

Evernoteでは多くの検索オプションが用意されいるため、目的のノートを素早くたどり着けます。キーワード検索以外にも、ノートの属性(作成日やファイル形式)、タグなどからも探すことができます。詳しくは、Evernote の高度な検索演算子を使用を参照してください。

また、画像内のテキストを検索することもできます。

主な用途

Evernoteでよくある利用例を以下に示します。

  • ライフログ(日記)
  • Webページを丸ごとクリップ
  • ブログのネタ帳
  • レシートや利用明細をキャプチャー
  • 料理のレシピ集
  • スマホで撮影した画像や、録音した音声の保管庫

特にEvernoteでは、複数のPCや端末で利用するときに威力を発揮します。

たとえば朝、自宅のPCでニュース記事をクリップして、通勤中の電車でスマホを使って閲覧することができます。他にも自宅のPCで作成した資料をEvernoteに記録して、会社のPCで編集することができます。もし会社のPCに専用アプリがインストールされていなくても、WebブラウザとID・パスワードがあればいつでもノートの閲覧や編集が可能です。

最後に

Evernoteを使いこなせるようになれば、人間の脳では処理しきれない多くの情報をストックして、いつでも簡単に取り出せます。また、大学ノートやルーズリーフと比べると、デジタルデータなのでスペースも取りません。基本無料なのでお金がかからないのもうれしいですね。

前後の連載記事

次回に進む:第2回 インストールとWindows版ダウンロード

関連記事

Evernote(Windows)で絶対覚えておきたいショートカットキー15選

Evernote for Windowsで使える、頻度の高いショートカットキーを15個まとめました。

WindowsOSやテキストエディタでも使用されている、一般的なショートカットキーは除外しています(Ctrl + C や Ctrl + F など)。

2012-06-20_16h38_44

ノートの作成

Ctrl + Shift + N : 新規ノートブックの作成

ラジオボタンでローカルノートブックか同期ノートブックを選択できます。

2012-06-20_12h35_24

Ctrl + N : 新規ノートの作成

2012-06-20_12h51_19

ノートの編集

F2 : タイトル名の編集

2012-06-20_13h06_20

F3 : タグ名の編集

2012-06-20_13h08_25

Ctrl + D : フォントの種類、スタイル、サイズ、色を指定

2012-06-20_15h17_12

Ctrl + B : 選択範囲をボールド(太字)に変更

Ctrl + K : 選択範囲をハイパーリンクに変更

2012-06-20_15h22_39

Ctrl + M : インデント(字下げ)を追加

Ctrl + M は、Enterキーで改行したときに、次の行にもインデントを引き継ぎます。引き継ぎたくない場合は、Tabキーを使います。

Ctrl + Shift + M でインデントを削除できます。

2012-06-20_15h32_10

Ctrl + Shift + B : 選択範囲を箇条書きリストとして書式設定

Ctrl + Shift + O : 選択範囲を番号付きリストとして書式設定

行の末尾でEnterキーを押すと、次の行に書式が引き継がれます。引き継ぎたくない場合は、もう1度Enterキーを押します。

2012-06-20_15h45_35

Ctrl + Shift + C : ToDo チェックボックスを挿入

Ctrl + : または Alt + Shift + D : 現在の日付と時刻を挿入

2012-06-20_16h05_37

その他

Win + PrintScreen : 画面のキャプチャーモードを開始

モードが開始されたらマウスでドラッグしてキャプチャー範囲を指定します。範囲を決まったらマウスを放してドラッグを解除し、確定します。

2012-06-20_05h47_49

Ctrl + Shift + V : 書式をクリアして貼り付け

Ctrl + C でコピーしたテキストを、フォント、リンク、リスト、表、画像などの情報を無視して貼り付けることができます。

Webページの1部分をコピーするのに重宝します。以下は、Ctrl + V と Ctrl + Shift + V で貼り付けた場合の比較です。

Ctrl + V の場合

2012-06-20_07h59_55  2012-06-20_12h44_46

Ctrl + Shift + V の場合

2012-06-20_07h59_55  2012-06-20_08h02_03

F6 または Ctrl + Alt + F : ノートを検索

Evernoteでは、さまざまな検索演算子が用意されています。詳しくは、「Evernote の高度な検索演算子を使用」を参照してください。

検索条件をクリアするには、Ctrl + Shift + A を押します。

2012-06-20_08h15_41

最後に

Evernoteでよく使うショートカットキーを15個紹介しました。

これらのショートカットキーをマスターすれば、今までよりも効率的に作業が行えるので、ぜひ覚えて使い倒してみてください。

関連記事