Firefoxのアドオンである「AlertBox」の特徴や機能をまとめています。このアドオンを使うと、Webサイトの更新チェックが素早くできるようになります。
使い方に関してはこちらの記事で解説しています。
AlertBoxとは?
「AlertBox」はWebページが更新されたときに、定期的にアラートしてくれるアドオンです。
アラート登録用の専用パネル
アラートの確認・編集ページ
こんな人にオススメ
以下のような経験がある人にオススメのアドオンです。
- RSSフィードが配信されていないWebサイトの更新をチェックしたい人
- ページ全体ではなく要素(エリア)ごとの更新をチェックしたい人
- はてなアンテナやRSSクリエイターを使っている人
- Yahoo!PipesでRSSを作成するのが面倒な人
- Xpathや正規表現を使いたい人
特徴・機能
「AlertBox」の主な特徴・機能は以下の6つです。
- アラートの登録が簡単かつ直感的
- ピンポイントで範囲指定可
- チェック間隔を細かく指定可
- RSSを作成する必要がない
- 音、ポップアップ、Eメールでアラート
- Xpath、正規表現に対応
アラートの登録が簡単かつ直感的
日本語には対応していませんが、ステップアップ形式で解説されていて、初めての人でも使いやすくなっています。
以下の4ステップで簡単に登録できます。
- 更新情報を取得する範囲を決める
- アラート名をつける
- 更新をチェックする間隔を指定する
- [Add Alert] をクリックして登録する
範囲をピンポイントで指定可
ニュースサイトやブログで配信されているRSSだと、Webサイト1ページあたりの更新情報しか取得できません。ですが、「AlertBox」はページの1部分だけ更新された場合でも、感知して知らせてくれます。
例えば、ネットショップでの商品価格の変動のみをチェックしたい場合に便利です。また、「All About」や「マイナビニュース」のように、多くの専門家やライターが別々に記事を書いているサイトの場合、お気に入りのライターの新着記事のみに絞ってチェックすることもできます。
チェック間隔を細かく指定可
更新情報のチェック間隔を2分~1週間まで細かく設定できます。カスタム設定で1ヶ月以上にもできます。
RSSを作成する必要がない
「AlertBox」の他にWebページの更新情報を取得できるツールには、「Yahoo!Pipes」や「RSSクリエーター」があります。これらのサービスではRSSを1度作成してから、RSSリーダーに登録という面倒な作業が必要です。更新情報をチェックする場合には、毎回RSSリーダーを開かなければなりません。
「AlertBox」ならブラウザと一体なので、そういった手間が不要です。ワンクリックで更新情報をチェックできます。
音、ポップアップ、Eメールでアラート
更新情報を音やポップアップで知らせてくれる機能があります。Eメールでアラートしてもらいたい場合は、会員登録が必要です。
AlertBoxの設定画面
Xpath、正規表現に対応
上級者向けのアドバンス設定が用意されていて、そこにはXpathによる要素指定や、正規表現によるフィルター機能があります。
まとめ
「AlertBox」を使えば簡単・手軽にWebページの更新チェックができます。面倒なRSSリーダーへの登録やRSSリーダーの起動作業も不要になります。
「RSSクリエーター」の手軽さに加えて、「Yahoo!Pipes」のように正規表現によるフィルターやXpathによるデータの取得ができます。さらに「はてなアンテナ」のような会員登録やログインの手間もありません。
興味を持った人はAlertBox :: Add-ons for Firefox でダウンロードしてみてください。