Evernote for Windows内のデータを自動でバックアップするには、「Evernote Exporter」というソフトを使用します。
このソフトを動作環境は以下のようになっています。
- WindowsXP以上
- .Net Framework 2.0 以上
- Evernote 4.0 以上
Evernote Exporterでできること
「Evernote Exporter」にはスケジュール機能があります。この機能を利用すれば、Evernoteのデータをバックアップする間隔を、自由に設定することができます。
また、バックアップファイルを出力するフォルダにDropBoxの同期用フォルダを指定すれば、定期的にDropBoxにアップロードすることも可能です。
バックアップ用にエクスポートされるファイル形式は、ENEXというXMLファイルです。このファイルにはEvernote for Windowsにあるテキストや画像などのデータが、まとめて1つのファイルに格納されています。
使い方
STEP1: ダウンロード&インストールする
Evernote Exporter – Home にアクセスして、「download」をクリックします。
ダウンロードが完了したら、「.exe」ファイルをダブルクリックしてインストールを開始します。
デスクトップにショートカットアイコンを作成したい場合は、「Create a desktop icon」にチェックします。
STEP2: 出力フォルダを指定する
「Evernote Exporter」を起動します。
「Evernote Location」にはバックアップファイルの出力先フォルダを入力します。
DropBoxにバックアップファイルを保存したい場合は、「Evrnote Location」にDropBoxと同期しているローカルフォルダを指定してます。これでDropBoxが起動していれば、ファイルが出力されるたびに自動アップロードが始まるようになります。
私の場合は「SugarSync」に自動でアップロードするように設定しています。
「Start Date」はデフォルトのままでOKです。
STEP3: スケジュール機能の設定をする
「Repeats」ではバックアップファイルを出力する間隔を、プルダウンで選択します。Evernoteの利用頻度に合わせて適当な単位を選択しましょう
利用頻度が高い人なら「Daily」、そうでない人なら「Weekly」あたりが妥当でしょう。
「Repeat Every」には出力する頻度を数字で入力します。毎日データをバックアップしたい場合は、「Repests」に「Daily」、「Repeat Every」に「1」を入力します。
設定が完了したら「Save」で確定します。
STEP4: 出力テストをする
右下にある「Export Now」をクリックすると、今すぐにエクスポート処理を開始して、データをバックアップできます。
「Export Location」で指定したフォルダに拡張子が「.enex」であるファイルが出力されいればOKです。
注意点
「Evernote Exporter」のスケジュール機能を作動するためには、ソフトを常駐させておく必要があります。
ですから、Windowsのスタートアップフォルダに「Evernote Exporter」のショートカットを入れておくのがオススメです。
バックアップ(エクスポート)したファイルを復元したい場合や、手動でバックアップしたい場合は 乗り遅れた人のためのEvernote講座:第16回 バックアップ・復元方法 を参照してください。